KADOKAWA / 角川書店 (2013-11-08)
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春はあけぼの。 で始まる枕草子を書いた清少納言の半生記です、というか彼女が如何なる事で枕草子を書くに至ったかの話。
あの時代の平安王朝物語が清少納言の言葉で語られます。
一条帝の中宮、藤原定子に仕え持ち前の豊富な知識を持って存在感を示していく。
しかしそれに伴い宮中での政治劇に巻き込まれていくのですが・・・。
平安王朝楽しそうだなぁとか思うよな、特に女性陣は。
でも、頭良くないと駄目だよな。
物語の最後、全てを締め括るために書いた一文が「春はあけぼの」で始まる有名な文なんですね。
挿絵も非常に美しいです、イラストレーターの遠田志帆さんによる雅なイラストが、線が優しい方ですねでも結構艶っぽい。
読み切るのに2ヶ月ほどかかりましたが読了です。
非常に面白かった。
とはいえ、氏にはSFやって欲しいなぁ。連載中だけど。
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【 NO.2692 | CATEGORY:読書感想文 | CO:0 | TB:0 】
2014.09.28 00:22 - Sun