山口 優
徳間書店 (2010-11-05)
売り上げランキング: 219,505
少女型アンドロイドが戦ったり戦ったり戦ったりして人類を救う話。
コンピューターがトンデモ早くなった未来、宇宙は紫色に見える異常に曝されていました。
人工知能に演算させ宇宙の異常を解決しようとします。
ここで、フレーム問題を超越した超コンピューター登場、人類のために活躍と思わせて前出のアンドロイド少女登場、超コンピューターはあっさり負けちゃいます。
敵かと思われた少女型アンドロイド、実は超コンピューターに対抗する存在として作られてました。
人類の命運を超コンピューターに託そうとする勢力と彼女に託そうとする勢力でコンペが始まります。
所が、肝心なところで少女は恋の病にかかって引き籠もり、彼女の陣営はパーティーを開いて誘い出します。
究極に人間に近いコンピューターは人間になれるかというお話。<え?
あと、人間を人間たらしめているのは何か。みたいな
まぁ、アンドロイド少女がAMATERASだとか引き籠もった部屋がIWTとかで古事記をネーミングに使っててちょっとカコ(・∀・)イイ!!的な。
最近見ない感じのSFで面白かったです。
物理学とかも詳しい作者なのかな、とか。
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【 NO.2277 | CATEGORY:読書感想文 | CO:0 | TB:0 】
2013.01.21 03:42 - Mon